弘前城(青森県弘前市)
藩政時代、津軽家の居城であった弘前城は、現在、弘前公園として市民に親しまれるとともに、桜の名所として毎年全国から多くの観光客が訪れます。公園内のソメイヨシノは樹齢100年を越すものが300本以上あり、それぞれ立派に花を咲かせていることから、その管理技術は専門家から日本一と絶賛されています。夜になればライトアップされた桜が城をめぐる濠の水面に浮かび、幻想的な風情を醸し出し、その美しさは訪れる人々を魅了します。
藩政時代、津軽家の居城であった弘前城は、現在、弘前公園として市民に親しまれるとともに、桜の名所として毎年全国から多くの観光客が訪れます。公園内のソメイヨシノは樹齢100年を越すものが300本以上あり、それぞれ立派に花を咲かせていることから、その管理技術は専門家から日本一と絶賛されています。夜になればライトアップされた桜が城をめぐる濠の水面に浮かび、幻想的な風情を醸し出し、その美しさは訪れる人々を魅了します。
「日本の道100選」に選ばれた官庁街通り(駒街道)約1.1kmに、156本もの桜が一斉に咲き誇ります。街中がやわらかなピンク色に染まり、165本の松のグリーンがより一層桜の美しさを引き立てます。夜は官庁街通りの桜のライトアップも行われ、幻想的な夜桜も楽しめます。
「日本のさくら名所100選」に数えられる芦野公園は、昭和初期より青森県内では弘前公園に次ぐ桜の名所として知られ、約125ヘクタールの園内は四季折々の豊かな自然環境が満喫できます。1500本を超える桜はほとんどがソメイヨシノで、湖畔に広がる満開の桜は、見る人を圧倒するほどの美しさです。また、芦野公園駅付近の線路を覆うように広がる桜のトンネルと津軽鉄道の景観も人気となっています。
「高松の美しい自然、残雪残る雄大な岩手山を背景に感じることができる「高松の池」は、桜のシーズンには「さくらまつり」が開催され、夜には、ぼんぼりが灯り、光に照らされた桜が水面に映り幻想的な世界へと見る人を誘います。「日本のさくら名所100選」にも選ばれている桜の美しい名所ですが、観光ガイドブックなどに取り上げられることが少ない穴場のスポットです。
北上川の河畔にある北上展勝地は、東北有数の桜の名所として知られ、「日本のさくら名所100選」「みちのく三大桜の名所」に数えられています。珊瑚橋から北上川沿い2kmにわたり樹齢90年を越す500本のソメイヨシノが桜のトンネルを作り出す他、展勝地公園内293万平方メートルの敷地内には約1万本の桜があると言われています。また夜には、美しくライトアップされた桜並木が川面に映し出され、幻想的です。
岩手山を背景に、小岩井農場の緑の大地に根を張る一本桜。約100年前に植えられたと言われ、昔は牛の放牧地であったこの地に暑さが苦手な牛のために、夏の強い日差しから牛を守る「日陰樹」として一本桜は植えられたのでした。現在では、「小岩井農場の一本桜」と呼ばれ親しまれているエドヒガンが小岩井農場に春を告げています。
城下町の面影を今も色濃く残すみちのくの小京都「角館」。京の風情を思わせるシダレザクラは樹齢300年以上の老木もあり、うち162本は国の天然記念物に指定されています。また、国名勝指定される桧木内川沿い約2kmにわたるソメイヨシノの桜のトンネルは圧巻です。青森・弘前公園、岩手・北上展勝地と並んで、「みちのく三大桜の名所」に数えられています。
千秋公園は秋田藩20万石・佐竹氏の居城跡で、明治29年(1896)に造成された公園です。約16万平方メートルの敷地面積を誇り、桜の季節になると樹齢約110年のソメイヨシノの他、フゲンゾウ、シダレザクラ、オオシマザクラなどが園内を彩り、訪れる人々を魅了しています。
県道298号線沿い約11kmにわたり、約3700本のソメイヨシノ、ヤエザクラ、ベニヤマザクラが彩ります。桜と菜の花が織り成すピンクと黄色の鮮やかなコントラストが美しいと評判です。
明治維新まで柴田氏が居住した館跡で、東北有数の桜の名所として知られています。さくらのトンネルを走る全長305mのスロープカーがあり、船岡平和観音像の立つ山頂や展望デッキから、残雪の蔵王と一緒に眺める一目千本桜もまた格別です。
大河原町内を流れる白石川堤には隣の柴田町まで全長約8kmにわたる桜並木が続き、一目千本桜と呼ばれています。ソメイヨシノをはじめ約1200本の桜並木が続く眺めは圧巻で、清流をたたえる白石川と残雪の蔵王連峰を遥かに望み、見物客を楽しませてくれます。隣接する船岡城址公園とともに宮城県で唯一の「日本さくらの名所100選」に数えられています。
標高224mの加護坊山のなだらかな斜面をソメイヨシノや八重桜などの約2,000本の桜の花が埋め尽くす様子は圧巻です。山頂から仙台市や石巻市まで360度のパノラマで見渡せ、その眺望は見事なものです。また夜はライトアップされ、夜空に浮かび上がるように照らされた夜桜は、昼より一段と美しさを増してきれいです。
山形城二の丸跡である霞城公園は、約1500本の桜が咲き誇る山形市随一の桜の名所です。東堀の桜や園内のシダレザクラがライトアップされ、夜桜も楽しむことができます。また、満開の時期にあわせ大茶会など風流なイベントが開催されています。
置賜盆地を一望できる地にあり、千本桜と松や楓がバランスよく配置され、春の桜、夏の緑陰、秋の紅葉と四季の景観と眺望を楽しむことができます。通称「烏帽子山千本桜」といわれる樹齢百余年のシダレザクラ・ソメイヨシノ約1,000本が咲き乱れる様は見事です。
鶴岡市の中心部にあり、かつて庄内藩・酒井家歴代藩主の居城として栄えた鶴ヶ岡城跡に広がる城址公園です。四季を通して美しい花々が咲き揃い、「日本さくらの名所100選」に選ばれた園内には730本の桜があり、県内でも有数の桜の名所として知られています。また、鶴岡公園周辺は、藤沢周平の小説にも登場しており、城下町の風情が色濃く残っています。
エドヒガン系の紅枝垂れ桜(ベニシダレザクラ)で、大正11年、根尾谷の淡墨ザクラ・山高神代ザクラなどとともに国の天然記念物の指定を受け、「日本三大桜」のひとつに数えられています。樹高は13.5m、枝張りは東西に25m南北に20mに達し、太い枝に真紅の小さな花が無数に咲く様が、まさに流れ落ちる滝のように見えることから、滝桜と呼ばれるようになったと言われています。
花木栽培農家が、善意で無料開放している公園で、福島に桃源郷ありと言われるほどの花の名所です。花見山公園は春になると梅、花桃、桜(ヒガンザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラ)、レンギョウ、ボケ、モクレンなど様々な花が咲き乱れ、山全体を鮮やかに彩ります。
会津のシンボル的存在の若松城(鶴ヶ城)は、約1000本の桜が咲く会津随一の桜の名所です。本丸周辺は桜に囲まれ、憩いの場所となっています。ソメイヨシノのほか、ヤエザクラ、シダレザクラなどが次々に美しい花を咲かせ「日本さくらの名所100選」に数えられています。戊辰戦争のころにも使われていた赤瓦に葺き替えた天守閣と見事に咲き誇った桜のすばらしい調和が、人々を魅了します。
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